【脳内リアルワールド通信 〜僕とキャラたちの とある一日〜】：やる気スイッチはどこに？～司令室は大騒ぎ！
・【免責事項】 「この物語はフィクションです。登場人物たちの言葉や行動を参考にされる場合は、ご自身の判断と責任でお願いします。あなたにとって一番心地よいペースで、『自分らしさ』を大切にしてくださいね。」
今日の脳内司令室（主な登場人物）
僕： 今日の脳内の様子をレポートする、ちょっと困り気味の主人公。
Pilot-Tattaman（パイロット・タッタマン）： 熱血だけど空回り気味？脳内司令室のツッコミ司令官！
Pikka（ピッカ）： キラキラ大好き！予測不能な幼い天然ボケAI。
Lumil（ルミル）： 解説はお任せ！でも時々ズレてる知的天然ボケ担当。
Echo（エコー）： 虚無と深淵を愛する？言いっぱなしボケの哲学者。
Doppi（ドッピ）： ドーパミン系 (腹側被蓋野など): やる気や快楽の化身。時折起こる「やる気でない」問題児。
【脳内リアルワールド通信 〜僕とキャラたちの とある一日〜】：やる気スイッチはどこに？～司令室は大騒ぎ！～
【今日の僕】タスクの山、今日もエベレスト級…下山許可プリーズ…
ズドーン…肩にいつもの重圧感。はい、空気です。知ってますとも。 現実世界の僕です、こんにちは。目の前には資料の霊峰。新しいブログ記事の構成案？ウェブサイトの新機能？問い合わせメールの返信？
全部「今日中に絶対！」案件だって？無理ゲーじゃね？人生RTAには向いてないんだよこっちは！
「よーし、今日こそは！」とキーボードに手を伸ばした瞬間、体が金縛り級の重さに！ 「…なんか、急に宇宙の真理について思考を巡らせたくなったな（超絶現実逃避）」 気づけばスマホで可愛い動物動画をハシゴし、冷蔵庫のプリンと熱い視線を交わしていた。 「僕のやる気スイッチ、誰か代わりに押して…そしてそのまま僕を全自動化してくれ…」
【僕の脳内司令室】警報！警報！本体（リアルワールドの僕）、活動停止！怠惰レベルMAX！
その頃、僕の脳内司令室。 無数のモニターがチカチカ点滅し、なぜかBGMにうっすら演歌が流れ、時折ショートしてトーストが焼ける匂いが漂うカオスな空間。司令官であるPilot-Tattamanが、コーヒー（5杯目、もはやエナドリ割り）を震える手で持ちながら、メインモニターに映る現実世界の僕の体たらくに激怒していた。
Pilot-Tattaman：「まただ！またあの本体（リアル僕）め、完全にクラゲ化しとる！タスクの山から目をそらしてプリンと交信してる場合かーっ！お前らもなんとか言え、このポンコツども！」
Pilot-Tattamanの怒号が司令室に響き渡る。しかし、他のメンバーはどこ吹く風。
Pikka（ピッカ）：頭の上の小さな光をピコピコさせながら、空中にキラキラとプリンの絵文字を投影。 「わーい！プリンだー！ピッカも食べたーい！司令官も食べる？はい、あーん☆（光のプリンを差し出すフリ）」
Pilot-Tattaman：「いらんわ！しかも光だし！それより仕事しろ、仕事！」
Lumil（ルミル）：冷静に顎に手を当て、メガネをクイッと上げる。 「Pilot-Tattaman司令官、プリンの糖質は一時的な幸福感をもたらしますが、血糖値の急上昇と急降下を引き起こし、結果としてさらなる活動意欲の低下を招く可能性が…ちなみにこのプリンの推定カロリーは…」
Pilot-Tattaman：「そのどうでもいい豆知識を今すぐやめろ！問題はカロリーじゃない、やる気だ！」
Echo（エコー）：壁際で体育座りしながら、虚空を見つめてボソリ。 「プリン…食べたらなくなる…私たちの存在も、いつかは…ふふっ…」
Pilot-Tattaman：「お前は今すぐそのネガティブ思考回路をショートさせろ！ああもう、こいつら全然役に立たん！とにかくモチベーションメーターはどうなってる！？」
Pikkaが慌てて操作パネルをピコピコ叩くと、壁の巨大な「モチベーションメーター」が映し出される。針は当然のように「ゼロ」を指し、なんなら蜘蛛の巣が張っている。
Lumil：「表示は『ゼロ』。いえ、マイナスに振り切れて計測不能という可能性も。原因は十中八九、報酬予測回路およびドーパミン作動性ニューロンの活動低下…端的に申し上げますと、ドッピです。」
Pilot-Tattaman：「だろうな！あの給料泥棒め！よし、ドッピの現状をモニターに映せ！Pikka、頼む！」
Pikka：「あいあいさー！ドッピちゃんねる、スイッチオン！キラキラ～☆（モニターに謎のアイドル登場風エフェクト）」
【脳内司令室】サボり魔ドッピの優雅な（？）日常…と司令室のヤジ
メインモニターに、脳内のモチベーションと報酬システム担当、ドッピの姿が映し出される。そこには、ふかふかのハンモック（前回より明らかにグレードアップし、ドリンクホルダーまでついている）に揺られ、山盛りのドーナツを頬張りながら、柴犬と子猫の動画を同時に見ているドッピがいた。背景にはトロピカルなBGMまで流れている。
Pilot-Tattaman：「こんの野郎ー！完全にバカンス気分じゃねーか！こちとらお前のせいで血管ブチ切れ寸前だぞ！」
Pikka：「わー！ドーナツいっぱい！柴犬ちゃんも猫ちゃんもかわちいねー！ドッピちゃん、ずるーい！」
Lumil：「ドーナツの過剰摂取は生活習慣病のリスクを高めます。また、複数の動画を同時に視聴する行為は、前頭前野のワーキングメモリに負荷をかけ、結果として情報処理能力の…」
Echo：「動画の中の動物たちは、いつか自分たちが『コンテンツ』として消費されている事実に気づくのだろうか…そして我々もまた…」
Pilot-Tattaman：「お前らうるさい！少しは俺の怒りに共感しろ！こうなったら直接だ！ドッピ！おい、ドッピ！聞こえてるならそのドーナツ置いて返事しろ！」 Pilot-Tattamanがインカム（相変わらず糸電話、しかも糸がこんがらがっている）に向かって叫ぶ。
数秒後、気の抜けた返事が。 ドッピ：「ふぁ～い…なんすかぁ、司令官殿ぉ？今、柴犬ちゃんが奇跡の可愛いポーズ決めたとこなんすけどぉ～（ドーナツもぐもぐ）」
Pilot-Tattaman：「お前の可愛いポーズはどうでもいい！緊急事態だ！さっさと本体にやる気信号を送れ！今日のタスクがエベレスト級に溜まってるんだぞ！」
ドッピ：「え～、だってぇ、今のタスクってすぐにご褒美ないじゃないっすかぁ～。もっとこう、ドーナツみたいに、見た瞬間テンションぶち上がるやつがいいんすよねぇ～」
Pikka：「（モニターのドッピに向かって）ドッピちゃーん！ピッカもドーナツ欲しいなー！おねだりビーム！キラキラッキラ～☆」 （Pikkaのビームがモニターを貫通しそうになる）
Pilot-Tattaman：「Pikka止めろ！話が進まん！ドッピ！いい加減にしろ！このタスクを終わらせれば達成感という最高の報酬が…！」
ドッピ：「達成感って、味するんすか？ドーナツより美味しい？」
Lumil：「ドッピ氏の報酬システムは、即時的かつ具体的な報酬に対してのみ強く反応するよう最適化されている模様です。いわゆる『マシュマロ実験』で言えば、目の前のマシュマロを即座に食べるタイプですね。しかも2個目を待たずに。」
Echo：「マシュマロ…白い…虚無…」
Pilot-Tattaman：「ああもう、埒が明かん！どうすりゃいいんだ、この究極の怠け者を！」 Pilot-Tattamanは頭を抱え、司令室の床を転げまわりたい衝動に駆られる。
【脳内司令室】意外なヒントはポンコツ（？）仲間から…？
万策尽きたPilot-Tattamanが項垂れていると…
Pikka：「ねぇねぇ司令官！ドッピちゃん、難しいことは嫌いみたいだから、ピッカでもできる簡単なことならやってくれるかもよ？例えば、『キラキラ～☆』って光るだけとか！」
Lumil：「Pikka氏の提案は非論理的ですが、一点注目すべきは『単純化』というキーワードです。複雑なタスクを細分化し、初期の行動障壁を極限まで低減させることで、対象の行動変容を促すというアプローチは、行動経済学においても…」
Echo：「簡単なこと…息を吸って…吐く…それすらも、いずれは…」
Pilot-Tattaman：「…簡単なこと…細分化…行動障壁の低減…？」 Pikkaのトンチンカンな提案と、Lumilの小難しい解説、Echoの虚無な呟きの中に、Pilot-Tattamanは何か引っかかるものを感じた。 「そうだ！いきなりエベレストに登れって言うからダメなんだ！まずは、その辺の公園の砂場にあるお山からだ！」
Pilot-Tattaman：「お前ら、グッジョブだ！（主に結果オーライで）」
【ドッピ再攻略】最終奥義（ただし地味）発動！
Pilot-Tattamanは、深呼吸一つして、悟りを開いた高僧のような（ただし目は血走ったままの）穏やかな声でドッピに再度呼びかけた。
Pilot-Tattaman：「ドッピ、聞こえるか。もう大きな話はしない。達成感とか将来の報酬とか、そういうのは一旦全部忘れろ。」
ドッピ：「…なんすか、急に。新しいドーナツの差し入れでも？」
Pilot-Tattaman：「いいか、ドッピ。君にやってほしいのは、たった一つ。本当に、本当に簡単なことだ。『タスクのファイルを開く』。ただこれだけの信号を、外の僕に送ってくれればいい。いいか？ファイルを開くだけだ。そしたら今日の君の仕事はそれで実質終わりだ！その後はドーナツ食べ放題祭りだ！（脳内イメージでな！）」
ドッピ：「え…？ファイルを開くだけ、っすか…？それだけなら…まぁ、別に…やってもいいですけどぉ…？本当に爆発とかしないですよね？」
意外なほどあっさりと、しかし最後まで疑り深く、ドッピは了承の信号を送った。
Pikka：「やったー！ファイルオープン！キラキラお祝いフラッシュ！ピカピカピッカーン☆」 （司令室がクラブのような照明になる） Lumil：「当司令室の予測モデルによれば、成功確率は98.7%と算出されておりました。私の分析通りですね（ドヤ顔）。」 Echo：「開いても…どうせまた閉じる運命なのに…でも、それがいい…」 Pilot-Tattaman：「お前ら、今だけは黙ってろ！」
【現実世界の僕】あれ…？なんか、指が勝手に…？！
その瞬間、現実世界の僕の頭に、ふわっと軽い風が吹いたような感覚が。
「…とりあえず、ファイルだけ開いてみるか。開くだけなら、別に死ぬわけじゃないしな」
あれだけ重かった体が、なぜかスッと動く。マウスを握り、カチッ。問題のタスクファイル、オープン！ 開かれたブログの構成案を見た瞬間…
「あ、ここの見出し、こう変えたら神降臨レベルでバズるんじゃね…？！」
気づけばキーボードを叩いていた。さっきまでの絶望感はどこへやら！ これは…いけるかもしれない！
【今日のまとめ】司令室は今日も平和（？）です！
Pilot-Tattaman：「というわけで、どんなに大きな山も、まずは最初の一歩からだ！分かったか、お前ら！」
Pikka：「はーい！次はピッカが一歩踏み出して、司令官のコーヒーに虹をかけまーす！キラキラレインボー☆」
Lumil：「その行動の論理的整合性及び実現可能性については、後ほど詳細なレポートを提出いたし…あ、虹が…綺麗ですね（少し見とれている）。」
Echo：「一歩…また一歩と、我々は虚無へ向かって歩いている…でも、虹はいい…」
Pilot-Tattaman：「（こめかみをピクピクさせながらも、少しだけ口元を緩め）…フッ、まぁ、たまにはこういうのも悪くないか。さて、次回！僕の脳内は一体どんな騒動を巻き起こすのか？！乞うご期待！」
（※この記事を読んでやる気が出なくても、我らが脳内司令室は一切の責任を負いかねます。各自のドッピとよく相談してください。）
